産業用IoTソリューションのためのメモリとストレージ

モノのインターネット（IoT）は、インターネットまたはその他のネットワークを介して中央システムとデータをやり取りするためのセンサー、ソフトウェア、その他のテクノロジーを装備したオブジェクトのネットワークです。

産業用モノのインターネット（IoT）とは、インターネットにつながったデバイス、センサー、ソフトウェアを使用し、産業用機器やプロセスからリアルタイムデータを収集して分析することです。このようなデバイスは「エッジ」（データセンターに対して）にあり、データを収集し、さらに処理するためにクラウドへ送信します。デバイスが監視対象と物理的に近いので、この配置によって効率、生産性、セキュリティ、安全性が改善されます。デバイスはミッションクリティカルなサービスで使用されるため、コンシューマー向けIoTデバイスより高度になる傾向があります。

AIを搭載した産業用IoTシステムはスマート化が進み、処理するデータが増えます。そこで必要になるのが、あくまでも省スペースでありながら、高性能、低消費電力で寿命が長いメモリとストレージです。マイクロンは広範なフォームファクタ、電力、パフォーマンス、容量、ライフサイクルのソリューションを取り揃えているので、ぴったりのものを提供できます。

モノのインターネット（IoT）ソリューションの一部を以下にご紹介します。

• IoTゲートウェイとエッジサーバー：インダストリアルトランスフォーメーションには、データをインサイトに転換する、新しいエッジデバイスとゲートウェイが必要です。マイクロンの産業用メモリ/ストレージソリューションは、データ収集やクラウドへの送信を含め、エッジにおけるインフラストラクチャからAIまでのニーズに対応します。
• 医療現場でのオートメーション：マイクロンのメモリとストレージソリューションは、医療機器メーカー、ポータブルの遠隔医療監視システム、医療画像処理、医療用ロボットソリューションの基盤となります。
• 航空宇宙および防衛：米国を本拠地とするマイクロンの技術により、航空宇宙と防衛市場の要件を満たしつつ、最先端のメモリとストレージソリューションをどのメーカーよりも幅広く取り揃えた製品ポートフォリオが実現します。
• ビデオセキュリティ：車両のビデオセキュリティシステムには、膨大な量のデータの保存、処理、通信が必要です。それはつまり、高性能で低電力のメモリとストレージが大量に必要だということです。 

産業用IoTの分野でマイクロンテクノロジーが優れている理由は6つあります。

• メモリ/ストレージテクノロジーによるソリューションの類まれなポートフォリオ。これにはDRAM、NAND、NOR、マルチチップパッケージ、メモリカード、SSDが含まれます。マイクロンは規模、電力、パフォーマンスの要件に関係なく、あらゆるIoTアプリケーションに最適なソリューションを提供します。
• マイクロンに組み込みシステムの専門知識があるということは、多くのIoTデバイスの基盤である組み込みシステムを深く理解しているということです。この専門知識により、マイクロンは個々の組み込みシステムに合わせて最適化されたソリューションを設計し、製造することができます。
• グローバル展開により、マイクロンは世界中の顧客を支援できます。これは、リモートロケーションで実装されることの多い、IoTデバイスにとって重要です。
• マイクロンではイノベーションが止まることはありません。私たちは常に、新たに登場してきたIoTアプリケーションのニーズを満たす、新しいメモリ/ストレージテクノロジーを開発しています。
• パートナーシップは、マイクロンにおいて重要です。私たちはデバイスメーカ、ソフトウェア開発会社、クラウドプロバイダーを含め、幅広いIoT会社と一緒に、エンドツーエンドのソリューションを開発しています。
• 品質に対する責任に基づき、マイクロンは、IoTの厳しい要件を満たしていることを確認する、徹底的な製品テストに裏付けられた、高品質のメモリ/ストレージソリューション提供しています。